
コルネカラスのフレンチキーホルダー、テレビジャック。

こんにちわ。コルネ松田たくやです。今日の金沢は朝から銀世界でした。朝起きて家で2回、店で1回と思う存分、雪かきをしたので、体が重いです。
トップの画像のキーホルダーは昨年末にフランスから持って帰って来たもので、60年代にチーズブランド「SAMOS99」のノベルティグッズとして配布されたキーホルダーです。ちなみにSAMOSはこんなブランド。
「SAMOS99」はスウェーデン生まれ、72年には「kiri」「LA VACHE QUI RIT」などとともにフランス・ベル社の1ブランドになり、1994年まではテレビコマーシャルも行われていました。現在も存在しているようですがベル社のローカルブランドとしての立ち位置で国外への輸出はされていないようです。ブランド名の「99」は創始者が60年代当時にブランドを現代的なものにしたいという思いから、「1999」年の「99」から取ったようです。
このキーホルダー、今はもうお店にないのですが……。
先日、お店に1本の電話を頂戴しまして、内容は注文入れたら、いつ到着するかという内容でした。そしてその後、WEBからご注文いただきまして、通常通り出荷させていただいて、めでたしめでたし……のはずだったのですが……
その後、なんとブラウン管の中で再会しました。

ちょうど現行でやっているドラマなので、見られている方もおられるかもですね。広瀬すずさん主演の日本テレビ「anone」でなんと、瑛太さんの自転車のカギに付けられてました。お客様に教えてもらって出演wが発覚したのですが、結構毎回大きく抜かれているのでどうもドラマのなんらかのキーポイントになる重要な役柄なのかも。
ついこの間までフランスにあって、なんかの縁があって(コルネのお店のキャラクターがカラスなので他人とは思えず手に取ったのでした)日本に連れて帰ってきたキーホルダーをドラマで見かけるってなんかちょっぴり不思議な感覚ですね。
定かな情報ではないですが、実は瑛太さん、フレンチキーホルダーがお好きらしくて、友達にプレゼントしたりもしているらしい……。もしかしたら、瑛太さん本人指定で選んでもらったのかも知れませんね……あくまで希望的観測の憶測ですが。
なんか感慨深いなあ、と思ってご紹介させていただきました。
自分は普段テレビあんまり観ないので(人生で通して観たドラマは片手で数えれるぐらい……)、家でもテレビはモニターとしてしか使用していないのですが、これは勝手ながらなんとなく他人とも思えないドラマ。チェックせねば……です。
皆さんも良かったらコルネカラスのフレンチキーホルダー。行く末を見届けてあげてください。……っていってなにも話の展開に絡まなかったらスミマセン。笑い話ということで許してください。
そんな、瑛太さんも好きらしい(未確認情報)フレンチキーホルダー。ゆるーい感じが本当に可愛いです。
60~70年代ぐらいにフランスでノベルティとして配られたキーホルダーをフレンチキーホルダーと呼ぶのですが、60年代といえば第二次大戦が終わって、フランスの経済も上り調子。シルヴィ・バルタンがデビューしたり、サンローランが初のコレクションを行ったり、コンコルドが飛んだり……となんとも華やかな時代です。そんな時代に製造されたキーホルダーはどれを見ても、なんとなくその当時の明るさ、ハレの雰囲気を感じさせる楽しいものばかりです。結構リアルに作っているものも多いのですが、どこかユルイ。造形もペイントも程よいスキがあって、日本の精巧なモノつくりとは異なるザ・フレンチクオリティ。それでいて、とてつもなく可愛いのです。
1つ1つに個性があるので、いろいろ見比べていると、どれかに自分とフィーリングがあう1点を探していただけると思います。そんなお気に入りの1点を鍵などに取り付けて楽しんでいただけると僕も嬉しいです。
