カムフロムUK。ポップでロックでシュールなシルバージュエリー。

カムフロムUK。ポップでロックでシュールなシルバージュエリー。

By 松田 卓也 投稿日: / 最終更新日:

こんにちは。コルネ松田です。

寒暖差が激しいシーズンです。昼間は暖かく過ごしやすいですが、お店を出るときにはすっかり寒くなっているので、朝の準備を間違えると大変です。

今回は日本初登場のイギリスのジュエリーブランド「Rat Betty」の取り扱いをスタートしましたのでお知らせします。

「Rat Betty(ラットベティ)」はこんなブランドです。ブランドストーリーから。

ロンドンでの先が見えない仕事をしながら、私(Millie)とパートナー(Dan)は、市の運営する夜間コースを見つけました。ダンは木工、私は銀細工のコースです。そこで今まで見たことのない作品を作り、素敵な人たちと出会うことができ、とても気に入ったので3学期続けて受講しました。

その後、私たちは貯金をしてビザを取得し、カナダで2年間生活しながら働きました。ジュエリー業界で働くことを夢見ていた私は、業界のエントリーレベルの仕事を探し始めました。何度もメールをやり取りし、長い時間をかけて探し続けた結果、ついにバンクーバーの大きいジュエリーショップでの仕事を手にしました。

2018年1月、イーストバンクーバー(醸造所やアーティストスタジオが点在する工業地区)でジュエリースタジオを見つけました。仕事が終わるとほぼ毎晩のようにスタジオにこもり、彫金に没頭しました。最初に制作したのは、「the exposed brain」「the golden geezer」という2つの作品でした。鋳造に出してみると、想像をはるかに超える素晴らしい仕上がり。私たちは喜びを分かち合い、ビールで乾杯しながら次のステップを考えました。そして……「Rat Betty」が誕生したのです。

ブランド名の由来はよく聞かれる質問の一つです!子供の頃、「Betty」という名前の、とても優しいネズミを飼っていました。

私たちが当初目指したのは、これまでに見たことのないジュエリーを生み出すことでした。ブランドの認知が高まるにつれて、自分たちの手でブランドを世に知らしめる方法を見つけることが新たな目標となりました。考える中で、積極的に倫理的な選択をしていることが私たちにとって最も大きなモチベーションとなることに気づきました。歴史的に見て、この業界はその点であまり良い評判を得ていません。だからこそ私たちのような小規模ブランドが、創業当初からサスティナブルな選択をすることにより業界のロールモデルになりたいと思っています。

2019年にイギリスに戻り、現在はロンドンから1時間ほど離れた海辺の町、ブライトンにある、美しく歴史的な元香水工場を拠点に、5人のチームで制作活動を行っています。

地球と私に優しく、そして誰よりもユニークに。「Rat Betty」が贈る、UKメイドのアイロニックジュエリー。

「Rat Betty」のジュエリーはSDGsを意識したリサイクルシルバーやゴールドを使い、環境や持続可能に配慮した地球にやさしい素材を使用していることがポイントの1つではあるのですが、何よりもコルネが伝えたいのは他のブランドだと絶対に見つけることが出来ないオリジナリティ溢れるデザイン。
目の付け所が違うユニークなデザインに、ロック/パンクの国イギリスらしいアイロニーで味付けしてデザインされたリング、ネックレス、ピアスたちは正に唯一無比の世界観です。

やっと思い描いてたシルバーアクセサリーを見つけた!

「シルバージュエリー」というと男性的なマッシブなデザインか、あるいはティファニーのような洗練されたデザインが主流。もちろんそれを否定するつもりは全くなく、世界中で求めているからそのいったデザインが世の中に溢れているのだと思います。でも、みんなと一緒ではつまらない。そんなへそ曲がりのコルネはその2つのカテゴリに属さないオリジナリティ溢れるシルバージュエリーをずっと探し続けていました。

お店で取り扱いさせていただいている『FAIS DESIGNS JEWELRY』もその基準からセレクトさせていただいたブランドです。
ただ、「FAIS」は女性がデザイナーということもあり、どちらかというとフェミニンなテイストが強いアイテムが多いです。
「FAIS」とはまた違った魅力を持つシルバージュエリー。
お店に来てくれる男の子や大人の男性、そしてステレオタイプな女性らしさじゃない自分だけの個性を持つ女性におススメしたいシルバージュエリー。コルネらしい提案が出来るものをずっと求めていました。

そんな中、見つけたのが今回ご紹介する「Rat Betty」です。

フランクでちょっとシニカルなデザインは、手仕事らしいナチュラルな線で構成されていて、自分らしく個性的なアクセサリーを身に着けたい方には最高におススメです。

ミリーとダンが作り出す最高のユニークな世界。自分たちが感じた感動をおすそ分け。

きっかけはWEB上で偶然見かけた「Rat Betty」のリング。
一目でズキューンとハートを撃ち抜かれたコルネは、いてもたってもおられずすぐコンタクトを取りました。
ミリーとそのパートナー、ダンを中心にこだわって展開しているブランドなのでうちみたいな小さなお店で取り扱いさせてもらえるか、ドキドキしながらのやり取りでしたが、直接やり取りをしてくれたダンが本当にフランクでこちらのつたない英語をフォローアップしてくれたので、ワクワクしながら取り扱いについて打ち合わせすることが出来ました。

そして、初めてのオーダー。
どれがコルネに来るお客さんに喜んでもらえるか。頭に浮かぶ何人かのお客様を思い浮かべながらハッピーな気持ちでセレクトしました。
数週間後、今回の取り扱いスタートのために作ってもらったホヤホヤのジュエリーがイギリスから届き、ダンボールを開けると、正にそこは自分たちが思い描いた通りの宝物たち。

どれをとっても、カッコよくて、可愛くて、個性が爆発。
自分のものにしたい衝動を抑えながら、ブツ撮りを終えてやっと皆様にご紹介出来る日がやってきました。

とってもとっても嬉しいです。

サイズなど、取扱量が限られているのですが、お取り寄せもさせてもらいますので気軽にお問合せくださいね。

日本に「Rat Betty」の素晴らしくユニークなジュエリーと、その人その人の個性を生かしたファッションの楽しみ方が広まっていくよう頑張ります。

何卒応援お願いします!

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