
鍵束に『ラッキー』を足す!

こんにちは。コルネ松田です。
コルネでオープン以来、力を入れているのがキーホルダー、キーリング。
幅広く取り揃えて、その人その人の個性に合わせたアイテムをお選びいただけるよう頑張ってます。
東京メイド。ヴィンテージのキーリングをベースにしたアイテムなどオリジナリティが魅力の「Candy Design & Works」。
真鍮加工では日本で唯一の技術を持つ下町のファクトリーブランド「FUJIKINKO」。
フランス発のバッグブランドが作るモード感溢れるキーリング「cote&ciel」。
本物のヨットのパーツをキーリングとして使うドイツ「SPRENGER」とフランス「Wichard」。
その他にもコルネのベースになっているフランスのヴィンテージのキーホルダー「フレンチキーホルダー」も。
コルネに来れば、きっと他では見つからない、お気に入りのキーリングを探してもらえます。


ヨーロッパでは古い鍵は「愛」「富」「健康」の象徴とされ、「希望への道を開く」「心の扉を開く」といったような意味合いも持つと言われます。
……「愛」「富」「健康」。
老若男女、万人が「すべてを蹴落としてなんとしても欲しい」とまで言わずとも、出来れば手に入れたいものですよね!
お守り的なアイテムは信じるも信じないもその人次第のところはありますが、これを持ち歩くだけで良いことが起きる可能性が少しでもあるのなら、付けなきゃ損な気もします。
そもそも、100年を超えるような時代を経てきた鍵。モノ自体にとてつもない雰囲気があるので、単純にカッコいいアイテムです。
お気に入りのキーリングに自分が選んだたったひとつの「アンティークキー」(当時複製もされていると思うので世界に1つではありませんが、そのヤレ具合なども含め、全く同じものは2つとありません!)を取り付けると、自分だけの唯一のスペシャルなキーリングに大変身です。
そのとき見つけた1つが「縁」になります。
軸の太さ、頭の大きさ、そして歯のデザイン……。是非、じっくりお気に入りの1つを見つけてください。
あまりに選択肢が多いので最初に目についたものを感覚でパッと選ぶのも良いかも知れません。

アンティークの鍵が鍵束にプラスされるだけで、普段使っている自分のキーリングが輝いて見えてくるからなんだか不思議です。
古代ローマでは男性が鍵自体を指輪状にしたり、指輪に鍵を取り付けることが出来るようなギミックにして持ち歩き、一生の伴侶となる女性に巡り合ったときに、その鍵を渡したそうです。これが後世のエンゲージリングのルーツとも言われています。

現代フランスでも、意中の女性にアンティークの鍵を渡して、「これで僕の心の鍵を開けて」とプロポーズするとも聞きます。
鍵の歴史は古く、世界で初めて鍵と錠前が誕生したのは紀元前4000年古代エジプト文明と言われています。そんな歴史のかなたの大昔から人類の周りに存在していた「鍵」。
お店で取り扱いしているものは100年前程度のフランスのものが中心ではありますが、時を超えて、海を越えて今、自分が手にするというのもなんだかロマンチックですね。

それでは、ここからはイチオシのキーリング×アンティークキーのコーディネートを画像でご紹介します。組み合わせのご参考まで。
ヨットの帆などを固定するプロユースのSPRENGER社「スナップシャックル」とWichard社「シャックル」を組み合わせて、そこにアンティークキーをプラス。プロらしい武骨なアイテムとこれまた実用品だったアンティークキーの合わせ技が雰囲気抜群です。
「CDW」のオリジナルデザインの「Delta」ペイントバージョンは工業的なミントグレーがエモい。合わせてアンティークキーもインダストリアルなデザインの鍵を合わせてみました。武骨ながら色気も感じさせる組み合わせです。
CDWのキーリング「RAFF」「Nicola」を連結して長さを稼いで、ベルトループ装着時に鍵をポケットに入れやすくして、更に「Nils」のプレートをプラス。カジュアルなチャリスタイルに敢えて、19世紀末のクラシカルなスケルトンキーをチョイス。一気にこだわりの雰囲気がマシマシです。
個人的にこのキーリング「Kim」、大好きです。定番のカラビナスタイルではなく、ボールチェーンで色々なところに絡めて着けることが出来るスタイルが斬新です。キーリング本体は約4cmとやや小ぶりなので、鍵もやや小ぶりなタイプをチョイスしてみました。
架空のカジノ「ONE EYED JACK」のポーカーチップをイメージしたCDWのキーリング。90年代に流行したスタイルのキーリングは鍵を付けてそのままラフにポケットにIN。出し入れの邪魔にならないように小振りな板鍵と組み合わせ。
携帯靴ベラって持ってる人、少ないと思いますが、キーリングにこれが付いているとかなり重宝。カラビナの先祖をベースにしたCDW「Kendric」にスプラッシュ柄のシューホーンを合わせ、20世紀初頭のアールデコの鍵をプラス。異なるテイストを自分のセンスで自由に組み合わせても楽しい。
現代フランスのあか抜けたモードを感じるcote&ciel「RINGO」。マットブラックの大きめリングが存在感あります。こちらには新旧フランスの競演ということでゴールド×シルバーのツートーンでゴージャスな雰囲気の鍵とコンビネーション。
同じくcote&ciel「Key Chain Petits」。ウォレットコードとしても使えますが、こんな感じで先に鍵を付けてトートバッグのハンドルと繋いだりするのもおススメです。中に適当に投げ込んでもすぐ見つけてかつ失くしません。同じゴールドでもトーンの違う組み合わせの鍵も良いでしょう?
最後に紹介のFUJIKINKO「HOTEL KEY HOLDER」。棒状のホテルキーというと、昭和の温泉旅館を想起しますが、細身のブラス製ならこんなにスタイリッシュ。コロンとしたアンティークキーと合わせてみました。トレンドの昭和レトロ感、出てますか?
思いつくまま色々なパターンのキーリング×アンティークキーの組み合わせをご紹介させていただきましたー。
でもこれはただの一例です。
自分のセンスで、自由な発想で。あなただけの「キーリング×アンティークキー」を楽しんでいただけたら嬉しいです。
皆さんに
「愛」「富」、そして「健康」
最大級の幸運が降りかかりますように!