
「愛」「富」「健康」の象徴。アンティークのアレ。

※こちらは2022年10月21日配信のメールマガジンからの加筆転載となります。
こんにちは。コルネ松田です。
今回のブログでは幸せを運んでくれる!かも知れない素敵なアイテムをご紹介します。
「愛」「富」「健康」。
……誰しも欲しいですよね。もちろん僕も欲しいです。
全部欲しいですけど今は特に「健康」、ですかね。年齢的に色々ガタが来ておりますが、特に最近は嚥下能力が急激に下がって、数日に一度はご飯がのどに詰まって呼吸困難になります……。先日も朝ごはんにお茶漬けを食べていて、「あ、詰まった」と思い、続きを食べて流し込もうとすると更に詰まり、「これは水だ!」と思い、水を流し込んでも流れず、これは今回はもしや命がヤバい、という状況がしばらく続きました。自分にとっては永遠に続くかのような苦悶の時間でしたが、実際は5分くらいだったのでしょうね。
きっとその間、脳への酸素の供給量も足りてなかったと思うので、文章もおかしくなっていたらすみません……。
話が逸れましたが、ヨーロッパで「愛」「富」「健康」の象徴とされているもの。
それは「古い鍵」です。
そもそも、鍵と錠が誕生したのは古代エジプトだそうです。人類の歴史とともに古の昔から人類のそばにあり続けた鍵。現代でも小さい子どもでもない限り出かけるときに鍵を持っていかないことなんて無いですもんね。財布と鍵は人類の外出の必需品です。
古代ローマの男性は、鍵を指輪の形にしてはめて、一生の伴侶とする女性と巡り合った際にはその指輪になった鍵を外して意中の女性の指にはめたそうです。
そういう流れから「愛の象徴」と呼ばれるようになったんでしょうね。
フランスではプロポーズの際に古い鍵を彼女に渡して、これで僕の心の鍵を開けてよって、キザなことを言うらしいですから、それもこのローマの話にルーツがありそうです。
今回入荷してきたのはフランスで19世紀末頃から20世紀半ばごろまでに使われていたものが100年以上以前のアンティークが中心で、今回は可愛らしいミニサイズの鍵が多く届きました。
最小のものでわずか2cmほど。150点ほどの鍵が一挙にWEBサイトと店頭に並びましたが、こんなに小さいサイズでもよく見ると1つ1つデザインが違います。特に並べて眺めてみるとびっくりするほどに個性的。
軸が太い子や細い子。頭が大きい子や小さい子。歯の大小やデザインも千差万別。スリムなのっぽに太っちょでラブリーな子。同じ型から作られたものももちろんあるでしょうが、100年を超えるような時を超えてきた鍵たちはそれぞれ使い込まれた歴史が刻まれ、同じ表情のものは2つとありません。
沢山あるので、どれにしようか迷うところではありますが、見た瞬間ビビッときたものを直感で選ぶのがおススメです。モノ選びや買い物全般に言えることですがファーストインプレッションが一番大事だと思います。
機能で選ぶものではないので(元々は実用品で機能的なものというところが面白いです)、結局自分が手にしたものが一番かわいくなるんですよね。
これぐらい小さいとネックレスにして肌身離さず着けるのもおススメです。
普段身に着けておいて、プロポーズの際には古代ローマの男性に倣って、彼女にプレゼントするのも素敵ですね。現代なら逆に女性から男性というのももちろんアリでしょう。

お店ではシルバー925のチェーンも用意しましたので、ご希望のお客様にはネックレスに加工してお送りすることも出来ます。
シルバー925のチェーンは最初は白銀でキラキラしていますが、使っていると少しずつ黒ずみ、鉄製の古い鍵ともテイストが馴染んでいくと思います。
もちろん綺麗なままのチェーンが良い方はシルバー磨きや洗浄剤を使えば最初のキラキラ状態に戻すことも出来ますのでご安心ください。
50cmまで長さにかかわらず税込4,180円でご用意しておりますので、ご希望の長さをご指定下さい。
ちなみにネックレスの長さは平均的に
・女性短め40cm
・女性スタンダード45cm
・女性長めもしくは男性スタンダードが50cm
になります。ご参考まで。
ちなみに上の画像の鍵で全長は25mmくらいです。
ネックレスとして使うなら、基本的には全長40mm未満ぐらいのものが良いと思います。選ぶ際の参考にしてください。
今回はお店では用意が無いのですが男性でもう少しゴツめのチェーンに付けるならもっと大きい鍵でも良いかも知れません。こちらはお手持ちのチェーンとご相談ください。
古い鍵に付いては、前回もブログでご紹介しておりますので、今回のメルマガと重複する部分もありますが、良ければこちらもご覧ください。

古い鍵はこの武骨さから想像が付きにくいかも知れませんが、コルネ天応でも老若男女問わず人気です。
鍵のモチーフって古今東西を問わず、人を引き付ける魅力があるようです。
全てが一点モノなので、お気に入りの1つを見つけてもらえたら嬉しいです!