
「熱の入江」

ANSUTOAKKO「熱の入江」シリーズ。
デザイナー自身の手による染色とヴィンテージのビーズやレースなどの組み合わせで作り出す女子的世界で人気のANSUTOAKKOのアクセサリー。
2008年に初めて発表された「熱の入江」シリーズはいわゆる「造花」の素材を使い、毎回生成りの生地に染色を施すことで、シーズンに合わせつつ、その都度微妙に異なる染まり具合によるワンオフ感が女子心を捉えて離しません。
「造花」というクラシックな素材を使っているからでしょうか、そこはかとなく漂うレトロ感もヴィンテージの雰囲気ととっても良くマッチングします。デザインも定番で数種類ラインナップするまさにANSUTOAKKOを代表するアイテムです。
……名前の由来。
シリーズ名の「熱の入江」は月にあるクレーターの名前から取られているそうです。当時、部屋に貼られていた月のクレーターのポスターの中にあった1つのクレーターの名前を気に入り、「月のクレーターに咲く花を身にまとうようなアクセサリー」というイメージで制作されたそうです。
アイテムの後ろにある作家さんの思いやストーリーをお伺いすると、さらに素敵に輝いて見えるから不思議ですね。

画像出展:ウィキペディア
モノはそれ単体ではなく、そのモノがまとうストーリーや、歴史を踏まえてみることで、さらに思い入れを感じることが出来るようになりますよね。
だからこそ人はいわゆる「中古」である、ヴィンテージやアンティークにも心惹かれてしまうのでしょうか。

顔の近くにあるものということもあり、色やかたちによって雰囲気が大きく変わります。

「熱の入江」は作家さんが染色も含めて手作業で作られているので、入荷数が限られており、毎回入荷したら、瞬く間にもらわれていきます。お気に入りの色やかたちが見つかったときはその時こそ「出逢い」だと思います。
是非、「熱の入江」を身にまとうことで、自分の中の「女性」を楽しんで欲しいです。