スイスの機械式デッドストックウォッチ。

スイスの機械式デッドストックウォッチ。

By 松田 卓也 投稿日: / 最終更新日:

こんにちは。コルネ松田です。
今回ご紹介するのはこちら、1950年~60年代に製造されたスイスの機械式時計のデッドストックです。

当時星の数ほどあったスイスの小さな時計工房で作られたもので現代の時計には無いクラシックなルックスが最大の魅力です。数多あったこういった無名の工房は日本でのクォーツ開発により事業が立ち行かなくなり、次々と閉鎖に追い込まれました。

多くの工房のオーナーが職業を変え、販売されなかったストックは倉庫にしまわれたまま忘れ去られ数十年が経ちました。

このような50年代から60年代のヴィンテージウォッチ(通常、僕らは第二次大戦以前のものをアンティークと呼称しますが、時計業界ではこの年代のものはすでにアンティークと呼びます)が未使用の状態で倉庫から発見されることは世界的にも稀で、二度と出会えないアイテムたちです。

ご存じの方も多いと思いますが、「デッドストック」とは誰かが使用していたいわゆる「中古」ではなく、お店や倉庫で販売されずに新品のまま眠っていた製品のことです。皆さんも古着屋や古道具屋、アンティークショップなどで「デッドストック」なんです。と商品を紹介されることもあるんじゃないかなと思いますが、デッドストックの商品をご紹介出来るのは、色々な条件がかみ合ったときだけ、タイミングがすべて。

しかもどんどん時が経つごとに当時のものが新たに発掘される可能性は低くなる一方。まさに一期一会、今このアイテム達を皆さんみ見ていただけるのも奇跡のめぐりあわせだと思います。この広い世の中で、このブログを読んでくださっている方は、世界の人口のほんの0.0000……%というような一握りの方です。

世の中の大多数の方には全く知られることなく、通り過ぎていく、でも本当に貴重なこの情報を受け取っていただけることはこのスイスデッドの時計に限らず本当に奇跡的だと思います。

これからもそんな一期一会のアイテムをいっぱいご紹介できるように頑張ります。

今回ご紹介する腕時計は、限りなく新品に近い素晴らしいコンディションです。また再び同じものをご紹介出来る可能性は限りなく低いです。

尚、本革ベルトは経年で傷みが出やすい部分なので状態の良いデッドストック、もしくは新品に付け替えてご用意しております。

日の目を見ることなく、60~70年の時を超えてきたヴィンテージウォッチがこれから誰かの手に渡って新しい時を刻んでいくと思うとロマンですね。

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