
エムピウのやみつきミニ〇〇。

こんにちわ。コルネ松田たくやです。
2016年も余すところあと1週間を切りましたね。お店は多数のお客様に来ていただいて本当にありがたいことでしたが、個人的にはなんとなく今年はクリスマス感もなく、年末感も無くなんとなくぼんやりしておりますが、皆さまの2016年はいかがでしたか?
今回はお店でお客様に見せるとみんな「へ~~~」、と関心を寄せてくださるあるアイテムをご紹介します。
上の画像のカラフルなアイテム、一体何だと思いますか?
……ま、画像の後ろの方に答え出てますけどね……。
そうこちらは
「名刺入れ。」
ではなく
「ミニ財布」
なのです。
横幅わずか10センチのこちらは一見すると完全に名刺入れ。厚みも無くペラペラです。
……でも下の画像をご覧ください↓↓↓↓↓↓↓↓。

ほら、この通り、小銭、お札、そしてカードとお財布のすべての要素を完璧に持った立派なお財布なのです。通常、ミニ財布というとお札は小さく折りたたんで持つっていうパターンが多くなるんですけど、こちらは普通に伸ばした状態で入れれます(もちろん閉じると折れ曲がりはしますが)。
小銭15枚、お札10枚、そして厚手のプラスチックカード5枚!
これだけ立派に入れることが出来るんです。

こんなに薄いのに、ですよ!
その秘密は
「捨てる」こと。
不要な要素を極限までそぎ落として、ミニマルに結実した結果がこちらのエムピウの「straccio(ストラッチョ)」なのです。
省いたもの……
・裏地
・カードポケットの仕切り
・小銭入れのマチ
・袋状のお札ポケット
これらを次々と省いて実現したのがこの
「究極のミニ財布!」
裏地…もちろん、裏地があった方が高級感はあるのですが、縫製も複雑になりますし、なによりそれにより張り感が出て厚みが出ます。
カードポケットの仕切り…ポケットが並ぶともちろんカードが一望できるので壮観ではありますが、その中で頻繁に使うカードは数種類だけ、なんてことありませんか?4、5枚のカードなら1つのポケットにまとまって入っていてもすぐ探し出せるものです。
小銭入れのマチ…これももちろん口が広く開く方が見やすい、とは思いますが、前述のとおり裏地を付けていないので想像以上に革がソフト。マチ無しでも口を大きく開けるので困ること、ありません。
袋状のお札ポケット…お札の端っこが解放されていることで縫製箇所を減らし、かつ大きく開くことが出来るので視認性も良好です!
実はこの、エムピウ、デザイナーの村上雄一郎さんは、一級建築士の免許を持っています。建築家として一線で活躍されていたキャリアを捨てて、イタリア・フィレンチェで革について学んで「エムピウ」を立ち上げたという、一風変わった経歴の持ち主。
この「straccio」も、建築士としての経験やセンスから、既存の革小物とは違う無駄の一切無い構造が生まれました。
元々は薄手でも、強度を保てるゴートレザー(山羊革)で作られていましたが、好評を受けて、エムピウが得意とする
イタリア革の、プチ高級バージョンも追加されています。
シックな色合いでその薄さと使い勝手を体現した定番の「ゴートレザー」モデルと、経年変化が見事で革好きにはたまらない、イタリアの名門「ワルピエ」社の「ブッテーロ」、「バダラッシィ・カルロ社」の「ミネルバ・リスシオ」を使った「リスシオ・ブッテーロ」バージョン。カラーもユーザーの好みに合わせてバラエティに富んでいるので男女問わずお使いいただけます。
実際に購入されたお客様も、「ちょっとコンビニなどへのサブ財布として買ったのに、いつの間にかメイン財布としてこれしか使っていない」という旨の声を多数いただいております!
とにかく、だまされたと思って一度使ってみてほしい逸品です。
それでは今回はここまでです。最後まで読んで下さってありがとうございました。